専門研修の流れ
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※下のイメージは横スクロールでご覧頂けます。
1年目
●研修開始~半年:原則として初めは駿河台病院で麻酔研修を開始します。ここで麻酔基本手技、周術期患者管理の原則と医療人としての倫理を学びます。(研修医の人数により研修開始病院は変更されることもあります。)
●ペインクリニックでは最初は指導医の診察法や神経ブロック手技などの見学から開始しますが、数ヵ月後よりプログラムに従い、実際に治療に参画していただきます。
●麻酔症例検討会や勉強会に参加し、学会等で必要となる症例呈示法や人にわかりやすく説明する基本を学びます。
●各学会に入会していただき、医学的に興味のある症例は実際に学会報告していただきます。
●研修3カ月後より週1-2回の関連指導病院における麻酔研修が加わり、研修をしながらパート収入を得ることができます。
●研修6カ月後より板橋病院、駿河台病院に分かれて、各病院をローテーションします(各病院の研修期間は半年を目安としています)
2年目
●引き続き、各病院をローテーションしながら、麻酔、ペインクリニックの知識と技術の向上に努めます。
●心臓血管麻酔、呼吸器麻酔および小児麻酔の習熟に努めていただきます。
●標榜医取得、日本麻酔科学会認定医取得を目指します。
●先輩医師の指導のもと臨床研究にも参画します。成果に関する国内外の学会での発表、その後の論文作成まで指導医が懇切に指導します。
●週1-2回の関連指導病院における麻酔研修を継続します。まる
3年目
●これまで経験した麻酔の中から、心臓血管麻酔、呼吸器麻酔、小児麻酔、周産期麻酔、神経麻酔などの専門麻酔の研修やペインクリニックなどに重点を置いた研修コースを希望できます。
●希望により外部施設による麻酔研修(心臓、小児、ペインクリニック、緩和医療など)や救命救急センター、心臓血管外科、呼吸器外科、脳神経外科における各科研修も可能です。さらに臨床で興味を抱いた謎に迫る基礎研究も可能です。
●週1-2回の関連指導病院における麻酔研修を継続します。
4年目
●板橋病院、駿河台病院の各病院にて、自分の研鑽とともに初期研修医や後期研修医の指導補助をしていただきます。
●週1-2回の関連病院における麻酔研修を継続します。
5年目以降
●麻酔、ペインクリニック専門医の取得に重点を置きます。
●興味ある分野としてサブスペシャリテイを確立し、それを十分に活かせるよう勤務体制に配慮いたします。
●後輩医師の育成にも力を注いでいただきます。
●希望によっては留学も可能です(現在、2名が留学中)。